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2021.01.13
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

弊社ではここ数年、お正月に桜を飾っています。

『啓翁桜(ケイオウザクラ)』という寒緋桜(カンヒザクラ)の一種で、主な生産地と開花時期から『みちのくの初桜』とも呼ばれています。

年末に届く蕾の付いた啓翁桜の枝を自宅に持ち帰り、年末年始の休暇中に上手く咲かせて、年明けの会社の玄関を飾るのが私の新年初仕事でもあります。

 

本来なら3月から4月に咲くはずの桜をどうやってお正月に咲かせるのか。

通常、桜は秋になって気温が下がると休眠状態に入ります。

その後、冬に入り低温気を迎えると今度は休眠から覚醒し、気温が上がれば開花できるよう準備を始めるのだそうです。

そして気温が上がる春を迎えると花芽が付き、さらにある程度気温が上がると開花します。

よく初冬に桜が狂い咲きをしてしまうのは、この「一定期間気温が下がった後に暖かい日が続く」という状況を「冬が来て春が来た」と誤認してしまうからなのだそうです。

 

啓翁桜の場合、「気温8度以下の状態で500時間程度」の低温気があれば「冬が来た」と認識するのだとか。

主要な生産地である山形県は秋の訪れが早いため、啓翁桜も早めに休眠に入ります。

休眠状態の桜の枝を切り出し、温室に入れて春の状態を作り出し、花芽を十分に付けてから出荷すると、私たちの手元で花を咲かせることができるわけです。

 

さらにこの啓翁桜は花が咲きながら葉も開いてくるので、桜のみ→桜と葉桜のコラボ→葉桜のみと3パターンで楽しむことができます。

これからしばらくは玄関で訪問者を和ませてくれることでしょう。

昨年からどうしても暗い話題が多くなってしまいますが、桜を眺めるひと時が少しでも皆さまの癒しの時間になれば幸いです。

 

 

届いたばかりの状態

花芽がたくさんついています

 

 

 

 

暖かい日が続くと一気に咲きます

2021.01.08
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。

本年もよろしくお願いいたします。

年末に爆発的にコロナ患者が増えて、例年通りの正月では無かった方が多いかと思います。私は箱根駅伝をテレビで観るのが好きで、学生達の頑張る姿を正月の楽しみにしています。襷を繋げる為に頑張る姿、選手に選ばれなくても必死に応援する姿、様々な人間模様がみられて目頭が熱くなります。今年は最終区で劇的な逆転劇が起き、これもまた特別な大会となりました。うちの倅の友人も1年生ながら出場が出来て嬉しく思います。

その中で今年1番の印象に残ったのは、青学大の原晋監督がケガで欠場した神林主将に言及したコメントでした。私も観ていて、原監督が神林主将への熱い思いを泪こらえながら語っている姿に心が震えました。途中で襷が途切れて、来年予選からの出場でも構わないから神林を走らせたい。しかし神林主将は、出たい気持ちを我慢してチームの為にサポートへ回る。であれば、1番テレビに映り1番サポートで長く走れる役割を監督は自らの判断で与えました。選手の思い、監督の思いが詰まった襷を繋ぐ思い。素晴らしい絆のチームだと改めて思いました。

私も会社の未来を繋げていけるように、今年も1年頑張っていきたいと思います。

2020.12.24
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

本日はクリスマスイブ。

今年はご自宅で家族とチキンやケーキを食べるご家庭も多いのではないでしょうか。

そんな「おウチ需要」を受けて、今年のクリスマスケーキは豪華なものが人気だそうです。

有名パティシエやホテルメイドのケーキをはじめ、コンビニで予約できるケーキもパティシエのみならず日本茶やショコラなどの名だたる銘店監修のものが揃い踏み状態。

ブランドフルーツやブランドチーズなどをふんだんに使用したケーキもたくさん発売されました。

かくいう我が家も今年は久々にクリスマスケーキを購入。

巷で話題のメロンを丸ごと1個使ったケーキを購入してみました。

今晩が楽しみです。

 

売り物のケーキだけでなく、今年は自宅でケーキ作りにチャレンジする人も多いそうです。

コロナ禍のため自宅で快適に過ごせるように調理家電を購入した家庭も多く、レシピサイトでは簡単に作れる美味しいスイーツがこれでもかというくらい紹介されています。

最近は動画で手順を載せているサイトが多いため、わかりやすく失敗も少ないとチャレンジする人が増えています。

 

日本ではクリスマスケーキとしてイチゴのショートケーキが人気のため、12月中旬から市場にたくさんのイチゴが出てきます。

ここから怒涛のイチゴ出荷ラッシュが続くためイチゴの旬を冬と思っている人が多いですが、本来のイチゴの旬は春後半。

4月から5月くらいに出荷されるものでした。

私の実家は少し寒い地域だったので、子供のころに数株だけ植えてもらったイチゴを収穫したのは6月の初旬だったように記憶しています。

傘をさして雨に濡れたイチゴを摘んだ懐かしい思い出です。

 

皆さまも楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。

2020.12.22
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。

1年を振り返ると、皆さまはどんな年であったでしょうか?

アメリカでは西暦20の倍数年は、災難が起こる年とされています。今年1年はアメリカに限らず世界中がコロナで不幸と言える1年であったと思います。しかし、外出自粛という事で新しい生活スタイルが生まれ、新しい産業が生まれた事で幸せになった方もいるのも確かであります。何かが終われば何かが始まり、常に新しい事が生まれます。

私の1年を振り返っても、新たな事を始める事が多かった年でした。相棒が会社を去り、彼が担っていた事をこなし、自分の苦手な業務というものが如実に現れました。また新しいものを開発する業務にも携わり、毎日が繁忙で心がゆっくり出来る年では無かった気がします。ですが、新しい出来事に対してココロオドル性分なので、充実した年でもありました。

来年はどんな年になるか⁉未来を想像して、自分の進みたい道へ邁進して行きたいと思います。

今年最後のブログです。1年間ありがとうございました。来年も良い年でありますように♪

 

2020.12.15
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

前回のブログでは『新語・流行語大賞』に「3密」が選ばれたという話題を取り上げましたが、今回は『今年の漢字』です。

『今年の漢字』とは、日本漢字能力検定協会が主催するその年の世相を1字で表す漢字を決定・公表するキャンペーンで、一般公募で最も多かった漢字が選ばれます。

毎年「漢字の日」にあたる12月12日頃に発表され、テレビや新聞でも大きく取り上げられるので、京都・清水寺の舞台の上で大きな和紙に特大の筆で揮毫する森清範貫主の姿を目にしたことのない方はいないのではないでしょうか。

 

そんな世間の注目を浴びる『今年の漢字』ですが、大方の予想通り「密」が選ばれました。

「密」は隙間がない、ぎっしり詰まったものや状態を指します。

これまでは「過密」や「密集」、「密閉」など蜜を用いた熟語で表現されていた状態が、今年は「密」の一言で誰にでも伝わるようになったことを思えば納得の結果ともいえます。

このあたりは『新語・流行語大賞』の回でも述べましたが、日本語の柔軟性の高さのなせる業なのでしょうね。

 

一方で「密」には関係が深い、親しいといった意味もあります。

「親密」や「濃密」、「密な間柄」などより関係の深さを表します。

またきめ細かく、細部にわたって行き届いているといった意味も持っています。

「密」を揮毫した森貫主は「『密』には親しむという意味がある。物理的には離れるが、心の中では人とのつながりをさらに持ち、来年はいい年であるように祈念したい」ともコメントされていました。

 

私どもの仕事も、今年は「密閉空間に長時間滞在する」という「密」を避けて行ってまいりましたが、そんな時だからこそ電話やメールなどで連絡を密にし、きめ細やかな心配りでお客様の支援をできるよう心掛けてきました。

それはこれからもずっと続けていかなければならないことだと思っています。

来年もしばらくこの状態は続くものと思われますが、今年のこの「密」の一文字を良い意味で心に刻んでいきたいと思います。

株式会社藤井経営
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