こんにちは。女屋です。
今月11日に東北地方と北陸地方が梅雨入りし、梅雨のない北海道を除くと全地域で梅雨入りしました。
梅雨の時期といえばアジサイということで、週末はアジサイの写真を撮りに出かけてきました。
ご存じの方も多いと思いますが、アジサイの花はその土壌の酸度(pH)で変わり、
酸性なほど青色、アルカリ性なほど赤色の花が咲きます。
この色の基となるのが、ブルーベリーで知られる『アントシアニン』という色素です。
このアントシアニンが、土壌にとけたアルミニウムと反応すると青色になるとのことで、
たまに見かける白いアジサイは、アントシアニンを持っていないようです。
アジサイというと青や紫というイメージがありましたが、
これは日本の土壌が火山灰土壌であることと、
多雨気候であることからカルシウム・マグネシウムといった塩基類が流出し、
酸性土壌となりやすいことが理由のようです。
アルカリ性土壌が多いヨーロッパでは赤やピンクのアジサイが咲くようですが、
アジサイは日本原産で、ドイツ人医師のシーボルトがヨーロッパに持ち込んだとのことです。
アジサイとシーボルトの話は他にも色々あり、ここでは書ききれないので、
興味のある方ぜひしらべてみてはいかがでしょうか。