ナレッジワークとフリーアドレス

こんにちは、総務の藤井です。

 

確定申告も最後の1週間となり、社内の在席率もいつもより高めの日々が続いています。

通常なら社員の多くが外出した後に出勤してくるはずのパート社員さんも、あまりの席の埋まりっぷりに戸惑う様子が見受けられます。

 

弊社は8年前に今のオフィスができてから、ずっとフリーアドレスを採用しています。

フリーアドレスのメリットについてはすでに多くの方がご存じと思いますのでここでは語りませんが、8年目ともなると皆一様に「もう固定席には戻れない」と言うほど居心地のいいオフィスとなっています。

特にここ数年新卒で入社した新入社員からは、このオフィスしか知らないため「固定席で働くことがイメージできない」などという声も上がっています。

 

日本でも徐々に浸透してきたフリーアドレスですが、弊社が導入した理由のひとつに弊社で働く社員の多くが『ナレッジワーカー』であるということが上げられます。

『ナレッジワーカー』とはオーストリアの経営学者・社会学者のピーター・ドラッガーによって提唱された概念で、肉体労働ではなく、自らの知識によって企業や社会に貢献する労働者といわれています。

さらに『ナレッジワーカー』は、「知識」だけでなく経験やプロセスを経た「知恵」を持つことも重要で、これがあるからこそ私どもの仕事はAIに取って代わられることのできない仕事となるのだと考えられます。

そんな知的創造をおこなう『ナレッジワーカー』に、より働きやすい環境を、より効果の上がるオフィスを、と考えて導入したのがフリーアドレスです。

 

確定申告が終わると弊社でも新卒者向けの会社説明会が開催されます。

これから社会に出る若い人たちにもぜひこうした取り組みを知っていただきたいと思っています。

この業界に興味が無くても、「面白い働き方をしている会社」として一度足を運んでいただけたらと存じます。

もちろん就活の学生さんだけでなく、オフィス作りの参考にしたい方の見学も受け付けています。

興味のある方はぜひお声がけください。