おはようございます。
上毛労務 岩野です。
日々、寒さが身にしみるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしで
しょうか。今週のおもちゃ屋さんはクリスマスを前にサンタさん達で大賑わい
でした。(笑)
12月13日、厚生労働省は最新の都道府県別の平均寿命を公表しました。
日本人の平均寿命が男性80.75歳、女性86.99歳と過去最高を更新
しました。
男性の1位は滋賀県、次いで長野、京都が続く。
女性の1位は長野、次いで岡山、島根と続く結果となりました。
世界でもトップクラスとなった日本人の平均寿命は、ポジティブなニュース
としてメディアに取り上げられることが多いが、めでたいことだけでもないよう
です。
その理由としては「年金受給の不安」「健康の不安」「家族に迷惑をかけたくない」
など、80歳・90歳・100歳までのライフプランを具体的に描けないことなど
が理由として挙げられることが多いようです。特に男性よりも長生きする女性に
とっては、現役リタイア後の数十年の人生を考えることは重要な課題となります。
中高年層の関心事といえば、「長生き」や「健康寿命」と思いがちだが、一方で、
長生きを支える「生活や身体の基盤そのもの」を不安に感じている人たちは増えて
いるようです。
人生100年時代構想。人々がどのように活力をもって時代を生き抜いていくのか。
平均寿命が延びるという喜ばしい結果の一方で、高齢期のQOLの向上や具体的な
ライフプランの構築などの準備が必要だと感じさせられますね。